そんな悩みにお答えします。
何事もそうですが、初めてのことは不安なモノですね。
ましてや介護職は、長時間労働低賃金とネガティブな印象があるためなおさらだと思います。
この記事では、介護職の仕事内容や給料事情、やりがいや面白さまで、未経験の方にも分かりやすくお伝えします。
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Contents
やってみないとわからない
介護職が続けられるかどうかは、やってみないと分かりません。
もしかしたらやりがいを見つけて、一生続ける転職になるかもしれないし、3日と続かずに辞めてしまうかもしれない。
介護職は人と接する仕事なので、難しい面もありますが、学びややりがいも多い仕事です。
なので、一度体験してみることをおすすめします。
僕も介護職になる前は、「年寄の汚物処理なんて絶対できない」と思っていました。
しかし、介護職になってみると案外できるモノです。
もちろん今でも汚物処理は嫌ですけどね。
それより、良い仲間や上司に恵まれ、認知症ケアだったり、介護技術だったり、チームケアだったりと学びが多くあったので、それがやりがいになり続けてこれました。
今では、一生続ける仕事だと思っています。
介護職の仕事内容
介護業界は大きく分けて、施設系と在宅系に分かれます。
他にも介護業界にはいろんな職種や施設がありますが、未経験で介護職をスタートする時は、上の中から選ぶことがほとんどです。
施設系の仕事内容
施設系(特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、介護老人保健施設)は、高齢者が暮らしている施設で、介護職はそこで生活のお手伝いを行っています。
仕事内容としては、起床介助や食事介助、入浴介助、排泄介助、就寝介助など生活に関わる全般をサポートします。
勤務もシフト制で、早番、遅番、もちろん夜勤もあります。
僕は、特別養護老人ホームに併設のショートステイで介護職をスタートしました。
参考までに早番の仕事内容を紹介しておくと、7時に出勤して申し送り→朝食介助→口腔ケア→排泄介助→昼食介助→排泄介助→おやつ→申し送り16時酋長みたいな感じです。
在宅系の仕事内容
在宅系は、通所施設(デイサービス)と訪問ヘルパーが主です。
通所施設(デイサービス)は、高齢者が自宅から通って機能訓練や入浴、レクリエーションを楽しむ社交の場です。
通所施設の介護士の仕事は、送迎や体操、入浴介助、排泄介助、レクリエーションなどです。
利用者さんを笑わせたい、喜ばせたい、人前で話すのが好きな方はデイが向いていると思います。
訪問ヘルパーは、高齢者の自宅へ訪問して、着替えや排泄などの身体介護、掃除・洗濯などの生活援助、通院介助などを行います。
介護職の給料事情
介護職の給料はハッキリ言って安いです。
厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」によると、介護職の年収は357万円です。
全産業の平均年収が、463万円なので、108万円ほど少ない計算になります。
僕は同じ法人に12年勤めましたが、360万円程からスタートして、12年目には440万円ほどでした。
基本給も1年で数百円とかしか上がりません。
なので、長く働けば給料が良くなるっていう業界でもないです。
介護職として働くなら、低賃金は覚悟する必要があると思います。
とはいえ、国の方針で介護職の給料の底上げが行われているので、今後も少しずつ給料は上がっていく業界ではあります。
介護職のやりがいや面白さ
僕が思う介護職のやりがいは3つあります。
一つめは、「ありがとう」と感謝の言葉をもらえるです。
介護職は利用者さんやその家族と直接接する機会が多くあります。
なので、役に立った時には、「ありがとう」と言ってもらえることが多くあるんです。
僕がデイの相談員をしていた時の話です。
暗くうつ気味で家に引きこもっていたおばあちゃんがデイを利用することになりました。
デイに通い始めて、最初は不安な様子でしたが数回通ううちになれて、笑顔がどんどん見れるようになりました。
そのうち、家から一歩も出なかった人が、デイの日には外で待っているようにもなったんです。
その方は、その後亡くなったのですが、その時娘さんから手紙をいただきました。
母の人生の最後の時間に笑顔を作ってくれてありがとうございます。
母は、全然しゃべらなくなり、ボーっとしていることが増えて心配していました。
しかし、デイへ通うようになってみるみる明るくなり、笑顔もたくさんみれてホント嬉しかったです。
スタッフの皆さんのおかげです、本当にありがとうございました。
しっかりと覚えてないですが、こんな内容だったと思います。
この手紙をもらった時は、「頑張ってきてよかったな」「これからも頑張ろう」と思える瞬間でした。
二つめは、利用者さんができなかったことができるようになった時です。
利用者さんは、病気やけがなどで、できないことが増え、介護が必要な方ばかりです。
できないことをできるようになろうと頑張っている方も多くいます。
いくつになっても自分で頑張ろうとしている姿は見ていて気持ちがいいモノです。
そういった機会に関われるのも介護職の魅力です。
三つめは、自分の成長を感じられる時です。
介護職になって最初は、できないことばかりです。
そのため、身体介護をして利用者さんに「イタイ!」と言われたり、時には怒られることだってありました。
だけど、勉強して改善していくことで、身体介護も上手になっていき、痛い思いをさせずに身体介護ができるようになります。
そういった時に自分の成長が感じられるのが面白いところです。
個人的には、デイの稼働率を上げるといったやりがいもありますが、だいたいこんなところが介護職のやりがいだと思います。
何より、やってみて自分のやりがいをもてれば長く続けていくことができるはずです。
介護職になればくいっぱくれはなくなる
介護職として定着してしまえば、一生くいっぱくれることはないです。
仕事はいくらでもあるので、最低限の賃金は保証されます。
今後も需要は上がり続けるので、将来的にも安定して働ける職種です。
給料は安いし、仕事もハードな面がもありますが、くいっぱくれがないのは安心感を与えてくれます。
まずは実習や介護派遣として働いていみては
最初にもお伝えしましたが、介護職はやってみないとわかりません。
なので、とりあえずやってみるのがいいと思います。
とはいえ、いきなり正社員だとハードルが高いので、実習やボランティア、もしくは介護派遣として働いてみるのもいいと思います。
僕は、初任者研修の受講をおすすめします。
初任者研修は、介護職の入門資格で介護の基礎知識や介護技術が学べます。
介護施設での実習もあるので、介護職になった時の自分をイメージしやすいと思います。
初任者研修をもっていると、転職にも有利になりますよ。
また、介護派遣として働くのもいいと思います。
介護派遣は短期の契約なので、いろんな施設で働くこともできます。
介護施設によって雰囲気も異なるので、いろんな施設を見るのもいい体験になると思います。
もし続けられそうなら、派遣から正社員になることも可能なので、そういうルートもありです。
介護派遣として働くなら、かいご畑がおすすめです。
かいご畑は、初任者研修を無料で受講できるサービスもありますよ。
まとめ
今回は、未経験で介護職を目指している方向けに、介護職の仕事内容や給料事情などを紹介しました。
繰り返しになりますが、続けられるかどうは「やってみないとわからない」です。
とりあえずやってみるのがいいと思います。
今回は以上になります。