そんな悩みにお答えします。
残念ながら介護施設には、ブラック施設もあれば、働きやすいホワイト施設もあります。
そして、誤ってブラック施設に入ってしまうと常に人手不足、サービス残業が当たり前、人間関係が劣悪といった最悪の環境がまっています。
ブラック施設を見極めるには、離職率を調べるのが一番です。
離職率が高い施設はブラックの可能性が大です。
そして、介護施設の離職率はネットで簡単に調べることができます。
この記事では、介護施設の離職率を調べる方法と離職率が高い施設を見極める方法を解説していきます。
記事を読めば、介護施設の目利きができるようになり、働きやすい介護施設を選ぶことができるはずです。
✓この記事を書いている人
Contents
介護転職するなら離職率は必ず調べよう
介護転職するなら離職率は必ず調べるべきです。
なぜなら、離職率はブラック施設を見極める上で、重要な指標だからです。
離職率が高い施設は、ブラックの可能性大です。
冒頭でもいいましたが、ブラック施設では、常に人手不足のため月に夜勤が6回以上回ってきたり、有給がとれなかったり、毎日残業があったり、人間関係が劣悪だったりと最悪です。
僕も常に人手不足で、1年後にはユニットの半分の顔ぶれが替わる介護施設で働いていた経験があります。
そこでは、夜勤が月に6回以上、毎日残業と肉体的にも精神的にもかなりハードでした。
そんな施設で働いていると、身体を壊すたり、精神的に病んだりしてしまいます。
なので、介護転職する際は、ブラック施設かどうかを見極めるために、必ず離職率は調べるべきです。
介護転職するなら離職率10%以下の施設がおすすめ
では具体的に離職率は、どれくらい以下の介護施設を選ぶべきなのか?
結論から言うと、理想は10%以下の施設がいいです。
厚生労働省のデータによると、介護職の離職率は、14.9%(2020年度)でした。
なので、10%以下であれば、かなり優良な介護施設と判断できます。
離職率が低い施設は、必ず介護職が働きやすい環境づくりに力を入れています。
たとえば、リネンの選択や掃除などに業者を入れていたり、教育制度がしっかしていたり、夜勤を2人以上配置しているなどです。
ホワイト施設へ入職できれば、やりがいをもって介護の仕事ができるはずです。
介護施設の離職率は介護サービス情報公開システムで分かる
それでは、具体的な介護施設の離職率の調べ方を解説します。
介護施設の離職率は、介護サービス情報公開システムで調べます。
介護サービス情報公開システムとは、厚生労働省が設置している全国の介護サービス事業所のサービス内容などの詳細情報を、インターネットで自由に検索・閲覧できるシステムです。
この情報公開システムを使えば、離職率を調べることができます。
それでは、具体的に離職率を調べてみましょう。
手順➀:情報公開システムにアクセス
アクセスすると上のようなサイトに飛びます。
手順②:気になる介護施設がある都道府県をクリック
クリックすると具体的な介護施設の検索ができます。
手順③:気になっている介護施設の名称を入力し検索
すると、検索結果が表示されます。
手順④:「詳細情報を見る」をクリック
検索結果には、事業所のすべての介護サービスが表示されます。
知りたい介護サービスの「詳細情報を見る」をクリックしましょう。
手順⑤:「従業者情報」をクリック
従業者情報では、退職者数や職員数が分かります。
手順⑥:離職率を計算する
「介護職員の退職者数」÷「介護職員数」×100で、離職率が計算できます。
ちなみに、画像の施設の離職率を計算すると
11(退職者数)÷30(介護職員数)×100=36.6%と分かります。
退職者数「0」の施設には注意が必要
情報公開システムを見ていると、たまに退職者数「0」の介護施設もあります。
「0」だから、優良なホワイト施設と判断してはいけません。
退職者数がいるにもかかわらず、「0」と嘘をついている可能性があります。
情報公開システムの介護施設の情報は、各介護施設で入力しています。
そして、その情報に対するチェックはありません。
情報公開システムの情報は、介護施設でいくらでも調整可能なんです。
なので、退職者数が多いにもかかわらず「0」と表記することもできてしまいます。
安易に「0」だからホワイト施設と判断すると入職した後に、後悔するかもしれないので注意が必要です。
その他の離職率の高い施設を見分ける方法
この記事では、情報公開システムを使って、離職率の高い施設を調べる方法を紹介しました。
その他にも、離職率が高いブラック施設を見極める方法はいくつかあります。
ここでは、ブラック施設を見極める方法を紹介します。
介護転職する時は、上記のポイントを意識すると、ブラック施設かどうか判断しやすくなるはずです。
ブラック施設の特徴について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
転職エージェントを利用すると効率がいい
介護転職するなら、転職エージェントの利用が効率的です。
転職エージェントは、求人紹介から面接対策、条件交渉など、転職のあらゆる場面で転職者をサポートしてくれます。
そして、転職エージェントは介護業界に精通しているので、離職率の高いブラック施設の情報を持っています。
なので、転職エージェントに相談することで、ブラック施設を避けて、自分にあった働きやすい職場を見つけやすくなるはずです。
おすすめの転職エージェントをいくつか紹介します。
どのエージェントも登録は1分で完了します。
それでは、1社ずつ解説していきます。
きらケア:正社員、パート、派遣なんでもOK
きらケアは、公開求人だけで60000件以上の求人があり、非公開求人を合わせると100000万件以上と介護に特化した転職エージェントの中で、トップクラスの求人を持っています。
だから、きらケアに登録すれば豊富な選択肢の中から、希望にマッチした求人を選ぶことができます。
僕も利用させてもらいましたが、他社と比較しても求人の質はかなりいいですね。
アドバイザーも丁寧に対応してくれるので、介護転職するなら登録しておくべきエージェントです。
ちなみに、きらケアの口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。
マイナビ介護:アドバイザーの質がいい
マイナビ介護は、「一人ひとりに寄り添える転職を」を理念に掲げており、マイナビ介護を運営するマイナビは、人材関連ビジネスを40年以上やっている経験豊富な転職エージェントです。
僕もお世話になりましたが、アドバイザーの方の言葉には説得力があります。
なので、質問しても納得できる回答をくれた印象が残っています。
たしかに、アドバイザーの質は高いです。
ちなみに、マイナビ介護の口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。
かいご畑:介護派遣として働くならココ
かいご畑は、介護派遣に特化したエージェントで、未経験・無資格者でも働ける求人を多くもっています。
なので、介護士としてのキャリアをかいご畑でスタートするのもありです。
実際に、多くの方がかいご畑から介護士としてのキャリアをスタートして、スキルアップをしていってます。
上の2社に比べれ場求人数は少なめです。
しかし、首都圏であれば多くの求人がありました。
ちなみに、かいご畑の口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。
まとめ
今回は、介護施設の離職率を調べる方法を紹介しました。
✓本記事のおさらい
離職率が分かっていると、「見学にいった時に注意しよう」「ブラックだから辞めておいた方がいいかも」と心の準備をすることができます。
介護転職では、介護施設の情報を徹底的に調べましょう。
それが、転職を成功させる秘訣です。
今回は以上になります。