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転職ノウハウ

採用される介護の職務経歴書の書き方|簡単に書ける見本とテンプレ付き

2021年12月12日

介護 職務経歴書

しん
■介護の職務経歴書の書き方が分からない。

■どういったフォーマットを使うべきでしょうか?

■採用担当に好印象の職務経歴書はどうやったら書けますか?

そんな悩みにお答えします。

 

介護面接において、職務経歴書は重要な書類です。

職務経歴書の出来次第では、不採用になることもあります。

 

とはいえ、職務経歴書は頻繁に書くものではないのでどう書けばいい悩みますよね。

僕も、介護転職した時に、職務経歴書を書くのに随分時間がかかりました。

試行錯誤を繰り返して7社受けて5社から内定をいただくことができました。

 

この記事では、見本を参考に介護の職務経歴書の書き方を解説するだけでなく、テンプレートや上手に書くコツまで紹介します。

記事を読めば、採用につながる職務経歴書をスラスラと書けるようになります。

 

手っ取り早く好印象をもたれる職務経歴書を作成するならマイナビ介護の利用がおすすめです。

なぜなら、マイナビ介護は履歴書や職務経歴書の添削もしてくれるからです。

マイナビ介護のアドバイザーは転職のプロ、アドバイザーのサポートを受ければ最高の職務経歴書が作成できます。

 

僕も面接前にマイナビ介護のアドバイザーに書類添削してもらいました。

「なんの問題もないです。バッチシです。」と言ってもらえて自信をもって面接にのぞむことができました。

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この記事を書いている人

  当サイト管理者

・この記事を書いている僕は、13年以上の介護経験がある現役の介護士です。

・直近で7社の面接を受けて、5社から採用していただきました。

・介護転職や履歴書・職務経歴書に関する書籍を20冊以上読破。

・Twitterもやってます。(@shinbloger

 

本記事の監修

介護福祉士T(採用担当)さん

・社会福祉法人が運営する14事業の採用担当。

・年間100件以上、トータル300件以上の介護面接を経験。

・介護福祉士TさんのTwitter(@bEjNAcRIz74jmAz

職務経歴書は自分の経歴やスキルをアピールするツール

職務経歴書とは、職歴とスキルを確認するための書類です。

応募者がこれまでにどのような仕事に携わり、どのような経験やスキルを持ち、それをどう活かすことができるかを採用担当者に伝えることができます。

職務経歴書には、個人の基本情報、経歴、スキル、資格、個人的な強みや趣味などが記載し、A4サイズの用紙1~2枚にまとめるのが一般的です。

 

職務経歴書と履歴書の違いは?

職務経歴書は、これまでの業務経験と仕事に活かせるスキルを確認するための書類です。

一方、履歴書は応募者のプロフィールを確認するための書類で、個人の身元や学歴、職歴、資格、スキルなどを記載します。

 

職務経歴書と履歴書の「職歴欄」では同じ内容を書くことになりますが、職務経歴書はなるべく詳しく書き、履歴書の職歴欄はダイジェスト版と考えて書くと、読みやすい履歴書、職務経歴書になります。

しん
職務経歴書は職歴やスキル 履歴書は応募者のプロフィール

 

採用される介護の職務経歴書の書き方

職務経歴書は、定形があるわけではないので、基本的に書き方は自由です。

とはいえ、職歴やスキルを記載して、採用担当者にアピールする書類のため、書くべき内容は決まっています。

 

職務経歴書に書くべき内容は下記になります。

・基本情報

・経歴

・資格

・個人的強み(自己PR)

 

それでは、職務経歴書の見本を見せつつ書き方を解説します。

今回の見本は、僕が書いた職務経歴書で個人情報に関する部分は伏字にしています。

実際に、介護面接で提出した職務経歴書なので参考になるかと思います。

職務経歴書見本

 

それでは、項目ごとに詳しく解説します。

 

➀日付、氏名

職務経歴書氏名

職務経歴書の冒頭には、氏名や日付を記載しましょう。

企業や採用担当者が個人を特定しやすくなります。

しん
日付は履歴書や送付状と合っているかチェック。

 

②経歴概略

職務経歴書経歴要約

経歴概略は、職務経歴書の冒頭に記載するもので、個人が保有する資格やスキル、経験を簡潔にまとめたものです。

5行以内にまとめて、ここを読むだけで経験やスキルが伝わるように書くのがポイントです。

しん
簡潔に経験やスキルが分かるように書く

 

③職務詳細

職務経歴書職務経歴

職務経歴を時系列で記入します。

 

記入内容は下記になります。

・勤務先

・業種

・勤務期間

・職種

・役職(最後に就いた役職を記入)

・雇用形態

 

パートや派遣の職歴は書くべき?

非正規応募やアピールに繋がるなら書くべきです。

例えば、デイサービスでのパート経験や夜勤専従の派遣社員などは、介護の立派な経験です。

 

派遣の職務経歴の書き方が知りたい

派遣の記入例になります。

勤務先   株式会社△△

介護付き有料老人ホーム

業種    介護

勤務期間  20XX年4月〜20XX年12月 職種

介護職 雇用形態  派遣社員

【業務内容】 要介護1~5の入居者がいるフロアにて介護職として配属。

食事・入浴・排泄などの身体介護のほか、レクリエーションも担当していました。

 

派遣会社などは、得に記入しなくてもOKです。

採用担当者は、派遣会社よりもどんな業務経験があるかに関心があります。

面接時に聴かれた場合に答えるよう準備しておくくらいでOKです。

 

④職務内容

職務経歴書職務内容

その職場であなたが経験した業務の内容を記入します。

採用担当者が職務経歴書を読んだだけで、どんな仕事をしていたかイメージできるように記入しましょう。

 

記入例

たくさんの入居者の対応→10人の入居者の対応

いろいろな業務→入浴・食事・排泄といった身体介護

さまざまな入居者→要介護1~要介護5までの入居者

 

具体的な業務内容や数字を使うことで、採用担当者へ伝わりやすくなります。

 

⑤保有資格

職務経歴書資格

介護福祉士、社会福祉士、ケアマネージャーなどアピールしたい資格から記入しましょう。

 

保有していれば、必ず明記する介護・福祉の資格

・ケアマネジャー (介護支援専門員)

・介護福祉士 ・社会福祉士

・介護職員初任者研修

・ホームヘルパー1級・2級(訪問介護員)

・介護職員基礎研修

・実務者研修

 

介護福祉士をもっているなら、初任者研修やヘルパー1級・2級、実務者研修などの経過の資格は記入不要です。

 

アピールになる介護・福祉の資格

・認知症ケア専門士

・福祉住環境コーディネーター1級・2級・3級

・ガイドヘルパー(移動介護従事者)

・難病患者等ホームヘルパー

・福祉用具専門相談員

・手話通訳士

・介護食士

・音楽療法士

・介護予防運動指導員

・高齢者コミュニケーター

・介護事務(ケアクラーク)

 

⑥個人的強み

職務経歴書個人的強み

個人的強みをアピールすることで、自分が持っているスキルや経験をより効果的に伝えることができます。

個人的強みを書くときのポイントは「応募企業で求められる能力を書く」ことを意識しましょう。

しん
強みを箇条書きで書いて面接時に、具体的な体験談や経験を語れるとGOOD

 

介護の職務経歴書のテンプレート

職務経歴書テンプレ

僕が書いた職務経歴書のテンプレを作りました。

ダウンロードして使ってください。

職務経歴書のテンプレ(Word)

職務経歴書のテンプレ(PDF)

 

介護の職務経歴書を上手に書くコツ

つづいて、職務経歴書を上手に書くコツについて解説します。

ポイントを抑えれば、読みやすく採用担当者にアピールできる職務経歴書が書けます。

職務経歴書を書くときのコツ

・採用担当者が読みやすい書類にする

・経歴だけでなく、成功体験や実績を書く

・手書きではなくPCで作成する

・A4サイズ2枚でまとめる

 

それでは一つずつ解説します。

 

採用担当者が読みやすい書類にする

読みやすい書類とは、採用担当者が求める情報が過不足なく記載されている書類です。

採用担当者は「どのような経歴があるか」「自社が求める能力を持っているか」が知りたいのです。

なので、応募企業が求める職種やスキルを強調して書きましょう。

 

たとえば、

介護職への応募の場合

身体介護や認知症ケアの経験をアピールするべきです。

 

管理職への応募のの場合

マネジメント力や問題解決力を強みにしたり、実績をアピールするべきです。

しん
読みやすい職務経歴書とは、採用担当者が求める情報が網羅されている書類

 

経歴だけでなく、成功体験や実績を書く

職務経歴書では、経歴を書くだけでは不十分です。

業務の課題に対して、どのように解決したかといった成功体験や実績を書くことでアピール力があがります。

 

たとえば、

「オムツ内で失禁を繰り返す利用者様をトイレで排泄してもらうために、排泄チェック表を作成して排泄周期を把握し、排泄のタイミングでトイレ誘導することで、トイレで排泄ができるようになった」

などです。

 

手書きではなくPCで作成する

手書きで書く方が熱意が伝わるといった情報がWeb上にあったりしますが、PCで書く方がいいです。

なぜなら、PCで書くことで読みやすい職務経歴書が書けるだけでなく、PCスキルがあることもアピールできるからです。

しん
介護業界では、PCスキルも十分アピールになる

 

A4サイズ2枚でまとめる

A4サイズ1枚では、職務経歴書の情報として少なすぎます。

逆に、3枚以上だと情報量が多すぎです。

2枚でまとめると読みやすく、企業にとっても管理しやすくなります。

 

上記のポイントを意識することで、採用につながる職務経歴書が書けるはずです。

 

職務経歴書を提出する前のチェックポイント

職務経歴書は、介護転職において重要な書類です。

職務経歴書を提出する前に、以下のようなチェックポイントを確認することで、職務経歴書のクオリティを向上させることができます。

・誤字脱字がないか

・文字サイズや行間が読みやすくなっているか

・書式が統一されているか

・明朝体やゴシック体のフォントになっているか

・見出しや箇条書きを使って読みやすくなっているか

・履歴書と相違はないか

・正式名称で資格は書かれているか

・自分の経歴やスキルがアピールできているか

・応募企業が求める経験やスキルと合致しているか

・事実を書いているか

 

上記のポイントをチェックしてベストな職務経歴書を作成しましょう。

 

職務経歴書のQ&A

介護の職務経歴書を書くときのよくあるQ&Aをまとめておきます。

 

パートや派遣の経歴は記載すべきですか?

応募企業にアピールにつながる経歴なら書くべきです。

職種欄に「パート」「派遣社員」と記載すればokです。

 

転職回数が多いときは全部書くべきでしょうか?

基本的にすべて書くべきです。

とはいえ、あまりにも量が多くなる場合は、直近から記載し古いものは書かなくてもOKです。

介護の関する情報やスキルを強調して書きましょう。

※ただし、履歴書には職歴はすべて書かないといけません。

 

働いていない期間があるときはどうすればいいですか?

働いていた期間のことだけ書けばokです。

面接でブランクの理由を聞かれるので、採用担当者が納得できる理由を準備しておきましょう。

 

まとめ

今回は、介護の職務経歴書の書き方について解説しました。

 

介護業界は、まだまだ人手不足で転職者有利の状況が続いています。

介護の経験やスキル、介護に必要な強みをアピールできれば採用をもらえるはずです。

この記事が、転職活動中の介護職の役に立てれば幸いです。

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今回は以上になります。

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