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転職ノウハウ

こうやって書け!転職が多いときの介護の履歴書・職務経歴書の書き方

2023年1月2日

職歴多い履歴書

悩む人
■転職が多いと介護面接では不利になるの?

■転職が多くて履歴書や職務経歴書をどう書けばいいか分からない

■職歴の一部は省いてもいいの?

そんな悩みにお答えします。

 

「転職が多いと介護面接で不利になる」という一般的なイメージはありますよね。

自分の職歴を見て不安を感じたり、自信をなくしている人もいるでしょう。

しかし、履歴書や職務経歴書の書き方を工夫したり、介護面接で適切にアピールすることができれば採用されます。

 

この記事の前半では、転職が多いときの履歴書や職務経歴書の書き方を、後半では、退職理由や志望動機の書き方まで解説します。

記事を読めば、転職が多いときの面接対策ができて、採用をされる確率をあげることができます。

 

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この記事を書いている人

  当サイト管理者

・この記事を書いている僕は、13年以上の介護経験がある現役の介護士です。

・直近で7社の面接を受けて、5社から採用していただきました。

・介護転職や履歴書・職務経歴書に関する書籍を20冊以上読破。

・Twitterもやってます。(@shinbloger

転職が多いと介護面接で不利になる?

結論を言うと、転職が多いと介護面接で不利になることはあります。

採用担当者から「忍耐力がないのではないか?」「自社でも同じようにすぐに辞めてしまうのではないか?」という印象をもたれることがあります。

とはいえ、転職が多くても、その企業が求める能力やスキルが応募者にあれば、転職が多いことをそんなに気にされることはありません。

 

逆に、「経験を積むため」や「キャリアアップするため」といった前向きな転職理由をアピールできれば、転職が多いことはプラスに働くことさえあります。

だから、大事なことはベストな履歴書・職務経歴を作成して、介護面接で適切にアピールすることです。

また、介護業界では転職が多い応募者がほとんどで、5回、6回以上と転職を繰り返している人がたくさんいます。

 

僕の知り合いの施設長や採用担当者が同じことを言ってました。

「うちに施設にくる応募者のほとんどが転職回数が多いです。なので転職回数は気にしていません。それより、転職の理由や志望動機が明確に説明できるかを見ています。」

このように、採用側もあまり転職回数は気にしていないのが事実です。

なので、転職が多いことを気にせずに、面接対策にベストを尽くしましょう。

 

しん
「転職が多い」という事実は変わらない。今すべきはベストな面接対策をすること

 

履歴書・職務経歴書で職歴を省くことは原則不可

転職が多いと、履歴書や職務経歴書に収まり切らなかったり、マイナス評価になることから、職歴の一部を省きたくなりますよね。

 

しかし、原則職歴を省くことはNGです。

なぜなら、経歴を省略してしまうと経歴詐称と捉えられるリスクがあるからです。

なので、職歴はすべて記載する必要があります。

 

転職が多い場合は、応募する職種に関係の薄い職歴は簡略するなどのメリハリをつけて、必ず記載するようにしましょう。

 

転職が多いときの履歴書の書き方

履歴書の職歴欄はスペースが決まっているので、転職が多いと書ききれなくなってしまうこともあります。

さらに、職歴が何行にもなって羅列されている履歴書は見た目にもよくないです。

 

そこで、職歴の書き方を工夫して職歴欄に収まるように、見た目のいい職歴欄の書き方を解説します。

転職が多いときの職歴欄の書き方

・学歴を一部省略する

・パートやアルバイト、派遣の職歴を省く

・入退職を一行で書く

・直近の職歴に限定して、残りは職務経歴書に誘導する

・職歴欄の多い履歴書を使う

 

それでは一つずつ解説します。

 

学歴を一部省略する

履歴書学歴省略

基本的に中途採用であれば、小学校や中学校の学歴を省略して、高校卒業からの記載でOKです。

上記のように学歴を省略することで、2行減らすことができます。

 

パートやアルバイト、派遣の職歴を省く

上の見出しで伝えたとおり、職歴を省くことは原則できません。

ただし、それは正社員の職歴に限ったことでパート、アルバイト、派遣の職歴については省いてもOKです。

パート省略

 

上記のように正社員のみの職歴を記載することで、見た目がスッキリするだけでなく、介護のスキルを強調することもできます。

ただし、省いた部分が長期のブランクと見られる場合があるので、面接で「アルバイトとして働いた期間です」と説明するのがいいです。

 

入退職を一行で書く

通常は、「入社」と「退社」を2行にわけて書きますが、1行でまとめることで簡略化できます。

職歴1行

 

直近の職歴に限定して、残りは職務経歴書に誘導する

上記の方法を使用しても書ききれない場合は、直近の3社のみを記載して残りの職歴は職務経歴書に誘導する方法もあります。

職務経歴書に誘導

 

直近3社のみの記載なので履歴書の見た目がよくなります。

ただし、職務経歴書にはすべての職歴を記載しましょう。

 

職歴欄の多い履歴書を使う

履歴書によっては、職歴欄の多い履歴書もあります。

自分の使いやすい履歴書をチョイスするのも大事です。

職歴多い履歴書

 

職歴欄の多い履歴書のサンプルを下記に添付しておくのでダウンロードして使ってください。

職歴欄の多い履歴書(Excel)

職歴欄の多い履歴書(PDF)

 

上記の書き方をすることで、職歴欄に全ての職歴を収めることができるだけでなく、見た目にもいい履歴書を作れます。

合わせて読みたい
介護職の履歴書の書き方を〇良い例と✕悪い例で比較しながら解説します。

続きを見る

 

転職が多いときの職務経歴書の書き方

職務経歴書の書き方には主に3つあります。

・編年体式

・逆編年体式

・キャリア式

 

編年体式や逆編年体式は、時系列で職歴を記載します。

キャリア式は、営業や接客、介護などの職務区分で職歴を記載します。

 

転職が多い場合、特に3回以上やいろんな業種を経験しているなら、キャリア式で職務経歴書を書くのがいいです。

なぜなら、職種の専門性をアピールしやすくなるだけでなく、転職が多いことが目立ちにくくなり見た目もよくなります。

そして職歴は、応募する職種に関係の深い職歴から記載していきましょう。

しん
キャリア式は専門性をアピール出来て、見た目もGood

 

キャリア式職務経歴書

それでは、サンプルを参考に転職が多いときの介護の職務経歴書の書き方を解説します。

 

➀経歴要約

経歴要約

経歴要約は、職務経歴書の冒頭で記載し、履歴書を読む人が、一目で自分の経歴を把握できるように、重要な経歴を要約したものです。

応募する職種に関する経歴やスキルを簡潔にまとめてアピールしましょう。

 

②職歴

職歴

キャリア式の職務経歴書の特徴は、職歴を時系列で記載するのではなく、職務別に記載します。

他の職務経歴書と書き方が変わるのは、この職歴の部分になります。

 

キャリア式の職歴の書き方は、

・職務

・業務内容

・職歴

になります。

 

いくつか例を紹介します。

【介護】
特別養護老人ホームで介護職員として勤務
・食事、入浴、排せつなどの身体介護の経験
・ユニットリーダーとしてスタッフ指導
職歴:平成○年~平成○年 社会福祉法人○○ 介護職として勤務

 

【営業】
教育商材の営業職として勤務
・商談や見積もりの作成
・契約書の作成と管理
・顧客とのやり取り
職歴:平成○年~平成○年 株式会社×× 正社員として勤務

 

キャリア式は、アピールしたい経験やスキルを強調して書くことができます。

また、転職が多い場合、時系列で書くと羅列されて読みにくくなりますが、キャリア式で書くことでスッキリして読みやすくできます。

しん
介護に関する職歴を一番上に記載してアピールしよう

 

③保有資格

資格

介護職の応募には、介護の資格を持っているとアピールになります。

持っている介護の資格は積極的に書きましょう。

 

④個人的強み

個人的強み

個人的強みを記載することで、自分の経験やスキルをより効果的にアピールできます。

応募する職種に求められるスキルを考えて書くことで、よりアピール力の強い職務経歴書が作成できます。

 

上記のように書くことで、転職が多い場合でも効果的にアピールできる職務経歴書が作成できます。

合わせて読みたい
採用される介護の職務経歴書の書き方|簡単に書ける見本とテンプレ付き

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退職理由はポジティブに納得できる理由を用意せよ!

転職が多いと採用担当者は、退職理由を必ず聞いてきます。

なぜなら、「飽きっぽいのではないか」「自社も同じようにすぐに辞めるのではないか」と気になるからです。

なので、採用担当者の不安を解消する納得できる退職理由を準備していくことが大切です。

 

中には、すべての退職理由を聞いてくる採用担当もいるのですべてにおいて準備しましょう。

 

では、納得できる退職理由とは何か?

それは、前向きでポジティブな理由になります。

 

具体例をあげると

・スキルアップのため

・キャリアアップのため

・資格取得のため

・新しいチャレンジがしたい

・より広い分野で活躍したい

などです。

 

他にも「しょうがない理由」でも納得してもらえます。

・引っ越しのため

・結婚のため

・育児のため

・親の介護のため

などです。

 

過去の勤務先への不満などを言うのはNGです。

たとえそれが本音だったとしても、ポジティブに変換して伝えましょう。

しん
前向きな理由での転職は逆にプラス評価にもなる

 

転職が多くても志望動機でアピールできれば採用される

たとえ、転職が多くても志望動機で採用担当者にアピールできれば採用してもらえます。

 

では、どのように志望動機を書けばいいのか?

ポイントは、

・転職が多いことでスキルがみについたことをアピール

・他にはない応募企業を選んだ理由を書く

・長く働き活躍することを宣言する

です。それでは、いくつか例を紹介します。

 

いろんな介護施設を経験してきた場合

私は、今まで特別養護老人ホームやデイサービス、グループホームで働いた経験があります。そのため、基本的な身体介護だけでなく、レクや認知症ケアのスキルもあります。これからは、介護付有料老人ホームで、活躍したいと考えています。貴社を見学した時に、穏やかな表情で過ごす利用者様や丁寧なケアをしているスタッフの姿をみて、一緒に働きたいと思いました。これまでの経験を活かして、貴社に最大限貢献します。

 

さまざまな業種を経験して介護業界にきた場合

私は、これまで接客や営業を4社経験してきました。そのため、コミュニケーションには自信があります。介護業界は初めてですが、これまでの経験やスキルを活かして頑張りたいと思っています。貴社のブログを読ませていただき、利用者様に楽しんでもらえるイベントをたくさん企画しているのを見て、応募しました。これからは、利用者様が楽しく過ごせるように生活をサポートできる介護職を目指します。

 

上記のように、アピールできれば十分採用してもらえるはずです。

合わせて読みたい
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まとめ:転職が多くてもしっかりアピールできれば採用される

今回は、転職が多いときの履歴書・職務経歴書の書き方を解説しました。

 

繰り返しになりますが、介護業界は転職が多いのが当たり前で、応募者のほとんどが転職を何度も繰り返している人ばかりです。

なので、転職が多いことを気にする必要はありません。

それよりも、ベストな面接対策に力をそそぎましょう。

きっといい結果につながるはずです。

 

この記事が転職が多いことで困っている方の役に立てれば幸いです。

 

記事を読んでいただきありがとうございました。

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