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介護転職の悩み

40代未経験で介護転職したいなら必ず知っておくべき基礎知識【現役介護士が解説します!】

40代

悩む人
■他業種から介護業界に転職を考えています。

■40代未経験だけど介護士になれますか?

■介護士の仕事内容や給料なども知りたい。

 

介護業界は、他業種と比較しても有効求人倍率が高く、常に売り手市場です。

そのため、他業種から転職する方が毎年多くいます。

とはいえ、無知なまま介護業界に入ってきて、馴染めずにすぐ辞めていく方も多くいるんです。

 

僕は、介護業界で10年以上の経験があり、のべ500人以上の介護士に関わってきました。

さらに、100人以上の新人介護士を教育してきました。"

 

この記事では、40代未経験で介護転職を成功させるために、介護の仕事内容や給料面などの基礎知識だけでなく、40代におすすめな介護施設の紹介、40代未経験者にもとめられるマインドまで解説します。

記事を読めば、未経験から介護転職に失敗しないための基礎知識が手に入ります。

 

この記事を書いている人

この記事を書いている僕は、10年以上の介護経験がある現役の介護士です。

介護福祉士と福祉用具専門相談員の資格を持っています。

Twitterもやってます。(@shinbloger

40代未経験でも介護士になれるのか?

結論から言うと、40代未経験でも介護士に余裕でなれます。

厚生労働省の調査によれば、介護業界の有効求人倍率は、3.80倍。

全業種の平均が1.38倍なので、介護業界は突出して売り手市場です。

 

さらに、介護士の年齢構成のグラフを見てください。

年代別

上のグラフは、厚生労働省が出している介護職員の年齢構成の割合になります。

ご覧のように、介護業界では、40代が最も多く働いています。

 

僕の施設でも、「築地で卸業をやっていた40代の男性」や「子育てがひと段落した40代の主婦」などが、介護未経験で入社して、現場で活躍しています。

なので、40代未経験でも介護士として活躍することは可能です。

 

介護士は前職の経験が活かせる仕事

40代の方は、社会経験が長いため、前職で身につけたスキルをもっているでしょう。

実は、介護業界では前職のスキルが重宝されるんです。

 

例えば、介護の現場では、食事作りやおやつレクといった料理を作る場面が多くあります。

前職で飲食業界にいて、料理のスキルがあれば、その経験が活かせます。

美味しい料理をふるまえば、高齢者に喜ばれます。

 

他にも、介護業界には営業活動もあります。

前職で営業マンをしていたなら、営業活動で重宝されるでしょう。

 

僕の施設での話をします。

前職で保育士をされていて、通所施設へ入社してき女性がいました。

保育士をされてたので、レクリエーションの経験が豊富でした。

 

その方が、利用者の前で、レクの進行をした時のこと。

声も大きく、明るくて、進行がとても上手です。

利用者は、みんな大笑いしています。

10年以上の介護士が「ふむふむ」を勉強させてもらうくらいに。

 

といった具合に、介護の現場では前職の経験を活かせる場面が多くあるんです。

 

介護士の仕事内容

未経験であれば、介護士の仕事内容がどんなものか、気になる方もいるのではないでしょうか?

ここでは、介護士の代表的な仕事内容を3つほど紹介します。

介護士の仕事内容

・身体介護

・生活援助

・メンタルケア

 

それでは、一つずつ解説します。

 

身体介護

身体介護は、入浴介助、排泄介助、食事介助など利用者に直接触れて行う介助サービスです。

 

生活援助

生活援助は、掃除、洗濯、料理などの日常生活を援助するサービスです。

高齢者本人やその家族が、家事を行うことが困難な場合に、行います。

 

メンタルケア

メンタルケアは、利用者の心に安らぎを与える仕事です。

具体的には、話し相手になる、レクリエーションを催す、近隣住民との交流を促すなどです。

 

介護士の仕事は、これだけではありませんが、代表的な仕事内容はこの3つです。

 

介護士はキャリアアップで給料が上がる

未経験であれば、介護士の給料も気になるところですね。

ここでは、介護士の給料事情について解説していきます。

 

厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」によると、介護士の年収は3,557,700円

月収ベースだと、253,500円です。

全産業の平均年収が、4,634,900円なので、108万円ほど少ない計算になります。

 

これは、あくまでも介護士の平均年収なので、未経験・無資格であれば、さらに年収は下がります。

 

しかし介護士は、資格をとったり、経験年数を積み上げることで、キャリアアップが可能です。

介護福祉士の資格をとれば、月数万円の資格手当がもらえます。

また、経験を積み上げて、施設長になれば年収600万も夢ではありません。

 

どの業界でも同じですが、経験を重ねてキャリアアップすることで、給料は上がります。

 

【体力に不安あり!】40代におすすめの3つの施設形態を紹介!

40代ともなれば、20代に比べて体力は落ちています。

体力面に自信がなく、介護の仕事ができるか不安に感じている方もいるのではないでしょうか?

 

介護業界には、さまざまなサービスがあります。

中には、介護度が重く身体介護を多いため、肉体的にハードなサービスもあれば、介護度が軽くコミュニケーションがメインとなっているサービスもあるんです。

 

ここでは、肉体的に負担の少ない40代未経験者におすすめの施設形態を3つほど紹介します。

おすすめの施設形態

・通所介護

・グループホーム

・サービス付き高齢者住宅

 

それでは、一つずつ解説します。

 

通所介護

通所介護は、いわゆるデイサービスです。

在宅で暮らしている方が、交流や入浴といった目的で利用するサービスです。

 

仕事内容は、食事、入浴介助、レクリエーションなどです。

比較的元気な利用者が多いので、肉体的にハードな身体介護はあまりありません

僕も今は、通所施設で働いていますが、ほとんどの方が歩行できる自立された方ばかりです。

 

グループホーム

グループホームは、認知症の高齢者が共同生活する住宅型の介護施設です。

仕事内容は、認知症の方とのコミュニケーションや調理、掃除といった生活援助がメインです。

 

グループホームでは、身体的に元気が方が多いため、肉体的にハードど身体介護はあまり多くありません

 

サービス付き高齢者住宅

サービス付き高齢者住宅は、高齢者向けの賃貸住宅です。

仕事内容は、安否確認や生活相談などの見守りサービスがメインです。

身体的に元気な方ばかりなので、ハードな身体介護はありません。

 

これらの3つは、要介護度が軽い方が多く利用されているサービスなので、体力的に自信がない方にもおすすめです。

逆に、特別養護老人ホームや介護老人保健施設は、介護度が重い方や疾患を持っている方を対象としているので、必然的に身体介護は多くなります。

体力的に不安な方は、避けるのが無難でしょう。

 

40代の未経験の介護士のもとめられるモノ

同じ未経験者でも、20代と40代では、社会経験に大きな差があります。

40代ともなれば、20代と比べて社会経験が豊富なので、介護の現場で求められるモノが違ってきます。

 

40代の未経験者に求められるモノは下記になります。

40代が求められるモノ

・柔軟さ

・謙虚さ

・落ち着き

・コミュニケーション能力

 

それでは、一つずつ解説します。

 

柔軟さ

未経験で介護業界に入ってくれば、職場も仕事内容も周りの人脈もすべて変わります。

そういった環境に柔軟に対応する必要があります。

 

謙虚さ

40代で介護転職をすると、上司や先輩が20代、30代などの年下になることがほとんどです。

年下の上司からの指導にも素直に応じる謙虚さが必要です。

 

落ち着き

40代ともなれば、社会経験が豊富です。

そういった経験を活かして、落ち着いた姿勢で業務を行う必要があります。

 

コミュニケーション能力

介護の現場は、チームケアです。利用者だけでなく職員ともコミュニケーションをとる必要があります

人生経験豊富だからこそ、高いコミュニケーション能力が求められます。

 

以上のことが、40代の未経験者に求められるモノになります。

 

初任者研修は介護転職が有利になる

時間にゆとりがあるなら、未経験であっても初任者研修の資格をとることをおすすめします。

初任者研修は、介護士の入門資格で、介護の基礎知識や介護技術を学ぶことができます

この資格を持っていると、求人の選択肢が多くなるだけでなく、面接での採用率も上がります

 

僕も10年以上前に、初任者研修と同等資格だったヘルパー2級をとって、介護転職しました。

すると、転職活動1社目で内定をもらうことができました。

 

なので、介護転職をスムーズにすすめるためにも初任者研修の資格をとりましょう。

 

40代未経験で介護転職するなら、転職エージェントを利用しよう!

介護業界には、多様なサービスがあり、施設形態もさまざまです。

また、ものすごい数の介護施設があります。

 

残念なことに介護業界には、「有給休暇が取得できない」「サービス残業が当たりまえ」といったブラック施設があります。

間違ってそんな施設に入ってしまうと、安い給料で自分の時間を浪費されてしまいます。

 

とはいえ、ブラック施設を見極めるの非常に困難です、

ましてや、介護業界が未経験であれば、見極めは不可能です。

 

そこで、おススメしたいのが介護に特化した転職エージェントの利用です。

転職エージェントは、求人紹介や面接対策、転職後のアフターフォローまで、手厚くサポートしてくれます。

そして、サポートのすべてを無料で使えます。

 

転職エージェントは、介護業界に精通しているので、ブラック施設の情報を持っています。

なので、利用すればブラック施設を避けることができます。

 

前置きが長くなりましたが、おすすめの転職エージェントを3つほど紹介します。

 

どのエージェントも登録は1分で完了します。

それでは、1社ずつ解説していきます。

 

マイナビ介護:アドバイザーの質がいい

マイナビ介護職マイナビ介護の基本情報

公式サイト https://kaigoshoku.mynavi.jp/
求人数 51083
非公開求人 全体の4割
対象地域 全国
対応年代 20代 30代 40代 50代
雇用形態 正社員、契約社員、パート
掲載職種 ヘルパー・介護職
生活相談員
サービス提供責任者
管理職・管理職候補
ケアマネージャー
運営会社 株式会社マイナビ

マイナビ介護は、「一人ひとりに寄り添える転職を」を理念に掲げており、マイナビ介護を運営するマイナビは、人材関連ビジネスを40年以上やっている経験豊富な転職エージェントです。

そのため、キャリアアドバイザーの知識も豊富で、丁寧に対応してくれると評判のエージェントです。

 

また、離職率の高いブラック企業は、ふるいにかけているので、安心して利用できます。

なのでマイナビ介護を利用すれば、働きやすいホワイト企業に転職できる可能性がグッとあがります。

≫マイナビ介護を無料登録する

 

ちなみに、マイナビ介護の口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事があります。

マイナビ介護について詳しく知りたい方は、マイナビ介護を徹底解説!口コミ・評判から見えた5つのメリットと2つのデメリットをご覧ください。

 

きらケア:正社員、パート、派遣なんでもOK

きらケアの基本情報

公式サイト https://job.kiracare.jp/
求人数 64085
非公開求人 あり
対象地域 全国
対応年代 20代 30代 40代 50代
雇用形態 正社員、契約社員、パート
掲載職種 ヘルパー・介護職、生活相談員
サービス提供責任者、管理職・管理職候補
ケアマネージャー
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社

きらケアは、公開求人だけで60000件以上の求人があり、非公開求人を合わせると100000万件以上の求人をもっています。

だから、きらケアに登録すれば豊富な選択肢の中から、希望にマッチした求人を選ぶことができます。

 

さらにきらケアは、給与などの労働条件だけでなく、職場の雰囲気とも合うことを重視した転職サポートをしてくれます。

求人の紹介の段階で、職場の雰囲気なども詳しく教えてくれるので、人間関係や雰囲気を重視したい方には、おすすめのエージェントです。

また、きらケアにはきらケア派遣があり、派遣・紹介予定派遣として働きたい人のニーズにも答えてくれます

≫きらケアを無料登録する

 

ちなみに、きらケアの口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事があります。

きらケアについて詳しく知りたい方は、評判はどうなの?きらケアの口コミから分かった6つのメリットと3つのデメリットをご覧ください。

 

介護ワーカー:地方でも豊富が豊富

介護ワーカーの基本情報

公式サイト https://kaigoworker.jp/
求人数 74581
非公開求人 あり
対象地域 全国
対応年代 20代 30代 40代 50代
雇用形態 正社員、パート、派遣
掲載職種 介護職・ヘルパー 、ケアマネージャー
生活相談員、サービス提供責任者、管理者
運営会社 株式会社トライトキャリア

介護ワーカーは、長年介護業界で人材紹介ビジネスをやってきた経験があるので、業界の信頼も厚く求人数が豊富です。

求人サイトには載っていない高給与、好待遇の非公開求人も多くもっています。

 

僕は、実際に介護ワーカーを利用しました。

その感想は、求人が豊富で、年収の高い求人を多くもっている印象を受けました。

具体的には、400万以上の求人を数件紹介してくれましたよ。

 

また、介護ワーカーは地方でも豊富な求人があります。

実は、大手の転職エージェントであっても、地方の求人は少なかったり、そもそも持ってすらいなかったりします。

その点、介護ワーカーは地方でも多くの求人を持っているので、Uターン転職をする方にもおすすめできるエージェントです。

≫介護ワーカーを無料登録する

 

ちなみに、介護ワーカーの口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事があります。

介護ワーカーについて詳しく知りたい方は、評判は悪い?介護ワーカーの口コミから分かった5つのメリットと2つのデメリットをご覧ください。

 

介護福祉士を取得すれば一生仕事に困らない

介護業界に入ったら、まずは介護福祉士の資格を目指しましょう。

介護福祉士の資格をとれば、一生仕事に困らなくなります

 

なぜなら、介護業界の有効求人倍率は3.80倍。

今後もこの需要は上がることがあっても下がることはありません。

常に売り手市場です。

 

さらに、介護施設はいつも人手不足、シフトもギリギリで回しています。

そんなところに介護福祉士の資格をもった方が、面接に来たらどうなると思いますか?

よっぽどのことがなければ即採用です。

 

言ってしまえば、介護福祉士を持っていれば、職場は選び放題なんです。

これめちゃくちゃでかいメリットだと僕は思っています。

 

なので、介護福祉士を目指しましょう。

 

まとめ

今回は、40代未経験で介護転職する方へ。

必ず知っておくべき介護業界の基礎知識を解説しました。

 

本記事のおさらい

介護士の仕事内容

・身体介護

・生活援助

・メンタルケア

 

おすすめの施設形態

・通所介護

・グループホーム

・サービス付き高齢者住宅

介護業界は、常に売り手市場で、40代未経験であっても歓迎されます。

実際に多くの方が、他業種から介護転職されてます。

頑張り次第では、キャリアアップして給料を上げることも可能です。

 

今回は以上になります。

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