そんな悩みにお答えします。
結論から言うと、資格をもっていなくても介護転職はできます。
しかし、介護職になるなら、資格をとってから転職することをおすすめします。"
僕も介護の資格を取得してから、介護転職をしています。
結果的に、資格をとって転職してよかったと思っています。"
この記事では、介護転職する時にとっておくべき資格と資格の取り方、またさまざまな介護資格の紹介をしていきます。
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介護転職で資格は必要なの?
冒頭でもお伝えしましたが、介護の資格をもっていなくても介護職になることはできます。
厳密に話すと、介護職の仕事内容には大きく分けて2つあります。
それは、身体介護と生活援助です。
身体介護とは、利用者さんの身体に直接触れて介護をすることです。
具体的には、食事介助や排泄介助、入浴介助が身体介護になります。
生活援助は、掃除や調理、洗濯などの身の周りのお世話です。
身体介護は、基本的には介護の資格をもっていないとできません。
ただし、介護施設で行う身体介護においては、無資格でもおこなうことができます。
なので、訪問ヘルパーで在宅で身体介護を行うなら介護の資格は必要ですが、介護施設であれば資格をもっていなくても介護職として働くことができます。
介護転職するなら初任者研修を取得しよう
先ほどもお伝えしましたが、介護職は無資格でもなることができます。
しかし僕は、介護転職するなら介護の資格を先に取得すべきだと思っています。
具体的には、初任者研修の資格を取得しましょう。
先に初任者研修を取得する理由は4つあります。
それでは一つずつ解説します。
介護の基礎が学べる
初任者研修は介護職の入門資格です。
誰でも受けることができ、カリキュラムさえこなせば必ず取得できる資格です。
初任者研修では、介護の基礎知識や介護技術が学ぶことができます。
学んだ知識は、そのまま介護の現場で活かされます。
介護職は、病気の知識、身体介護の技術、リネン交換など、かなり膨大な知識が必要です。
何も知らずに介護職になったら、おそらく情報量が多すぎてついていくのに相当苦労するはずです。
しかし、初任者研修で介護の基礎知識を学んでおけば、「これは知っている」といった事が多々でてくるので、ゆとりをもって働くことができます。
なので、先に初任者研修の資格を取得する方がいいと思います。
資格を持っていると自信になる
初任者研修は、比較的簡単に取得できる資格です。
しかし、立派な介護の資格です。
130時間の学習時間があり、もちろん試験もあります。
なので、初任者研修を取得すれば、介護職としての自信にもなります。
介護転職で有利になる
無資格よりも初任者研修を持っている方が介護転職で有利になります。
介護事業所の多くは、募集条件に介護の資格を必須にしているところがほとんどです。
なので、初任者研修をもっていれば、転職先の幅が広がるだけでなく、内定ももらいやすくなります。
資格手当がもらえる
初任者研修を取得していると、資格手当がもらえる介護施設が多くあります。
相場は5000円程です。
なので、給料面でも初任者研修を持っているだけで優遇されるんです。
上記のような理由から、先に初任者研修を取得することをおすすめしています。
初任者研修を取得する方法
初任者研修は、初任者研修の講習を開催しているスクールに通うことで取得できます、
スクールは全国にあるので、近くのスクールから選ぶといいです。
スクールの情報は、シカトルから資料を請求できます。
また、初任者研修は、介護施設で講習を開いている場合もあります。
近くの老人ホームのホームページやチラシを見ると意外とやっているかもしれません。
さらに、ハローワークの職業訓練でも取得することができるので、ハローワークに問い合わせるのもいいと思います、
いろんなところに初任者研修の窓口があるので、自分にあったところを選びましょう。
介護の主な5つの資格
ここでは、5つの介護の資格を紹介します。
ここで紹介する資格だけでなく、介護業界にはもっとさまざまな資格がありますが、主な介護の資格は今回紹介する5つになります。
それでは、一つずつ解説します。
初任者研修
初任者研修は、介護の入門資格です。
介護の基礎知識や介護技術を学ぶことができます。
介護業界に入るなら、まず取得するべき資格です。
取得すれば、介護職としてのキャリアがスタートし、正社員・パートなどのさまざまな働き方で活躍することができます。
実務者研修
実務者研修は、介護士として働き続けるためのベースとなる「介護過程の展開」や「医療的ケア」などの実践的な介護技術をしっかりと身に付けることができます。
初任者研修のワンランク上の資格という位置づけです。
実務者研修を取得すれば、訪問ヘルパーの調整や相談役などのサービス提供責任者の職につくことができるようになります。
また、介護職の勇逸の国家資格である介護福祉士取得には、実務者研修は必須で取る必要があります。
介護福祉士
介護福祉士は、介護職の唯一の国家資格です。
いわゆる介護の現場のスペシャリストです。
実務者研修のワンランク上の位置づけです。
介護職になるなら、まずはこの資格を目指して頑張りましょう。
ケアマネージャー
ケアマネージャーとは、介護を必要とする方が介護保険サービスを受けられるように、ケアプラン(サービス計画書)の作成やサービス事業者との調整を行う、介護保険に関するスペシャリストです。
簡単に言うと、相談・援助が仕事です。
介護職から、ケアマネの資格をとって、相談業務へ移っていく介護士も多くいます。
社会福祉士
社会福祉士は、いわゆる「ソーシャルワーカー」と呼ばれる社会福祉専門職の国家資格です。
身体的・精神的・経済的なハンディキャップのある人から相談を受け、日常生活がスムーズに営めるように支援を行ったり、困っていることを解決できるように支えたりすることが主な仕事となります。
介護転職するなら転職エージェントを利用しよう
介護転職するなら転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントによっては、初任者研修や実務者研修を無料で取得できるサポートをしてくれます。
なので、資格取得と介護転職を同時並行で進めることも可能です。
おすすめの転職エージェントをいくつか紹介します。
どのエージェントも登録は1分で完了します。
それでは、1社ずつ解説していきます。
きらケア:正社員、パート、派遣なんでもOK
きらケアは、公開求人だけで60000件以上の求人があり、非公開求人を合わせると100000万件以上と介護に特化した転職エージェントの中で、トップクラスの求人を持っています。
だから、きらケアに登録すれば豊富な選択肢の中から、希望にマッチした求人を選ぶことができます。
僕も利用させてもらいましたが、他社と比較しても求人の質はかなりいいですね。
アドバイザーも丁寧に対応してくれるので、介護転職するなら登録しておくべきエージェントです。
また、初任者研修や実務者研修の資格を無料で取得できるサービスもやっています。
ちなみに、きらケアの口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。
マイナビ介護:アドバイザーの質がいい
マイナビ介護は、「一人ひとりに寄り添える転職を」を理念に掲げており、マイナビ介護を運営するマイナビは、人材関連ビジネスを40年以上やっている経験豊富な転職エージェントです。
僕もお世話になりましたが、アドバイザーの方の言葉には説得力があります。
なので、質問しても納得できる回答をくれた印象が残っています。
たしかに、アドバイザーの質は高いです。
ちなみに、マイナビ介護の口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。
かいご畑:介護派遣として働くならココ
かいご畑は、介護派遣に特化したエージェントで、未経験・無資格者でも働ける求人を多くもっています。
なので、介護士としてのキャリアをかいご畑でスタートするのもありです。
実際に、多くの方がかいご畑から介護士としてのキャリアをスタートして、スキルアップをしていってます。
上の2社に比べれ場求人数は少なめです。
しかし、首都圏であれば多くの求人がありました。
かいご畑も、初任者研修や実務者研修を無料で取得できるサービスをやっています。
ちなみに、かいご畑の口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。
まとめ
今回は、介護転職する時にとっておくべき資格の紹介やとり方を紹介しました。
✓本記事のおさらい
・介護施設であれば無資格でも介護職として働ける
・先に初任者研修を取得する方がいい
・初任者研修は、スクールに通うことで取得可能
介護業界は、学歴は関係なくあなたの頑張り次第でいくらでもキャリアアップができる業界です。
また、人の役に立てるやりがいのある仕事でもあります、
今後も需要は高まっていくので、あなたが活躍できる環境は必ずあります。
ともに介護業界を盛り上げてくれる仲間が一人でも増えれば幸いです。
今回は以上になります。