そんな悩みにお答えします。
自己分析は、転職を検討する人が自身の能力や希望について明確に把握することです。
自己分析によって理想の職場やキャリアが明確になれば、転職活動をスムーズに進められるだけでなく、入社後も長く活躍できるでしょう。
この記事では、介護転職における自己分析の正しいやり方や注意点について解説します。
記事を読めば、正しい自己分析ができて転職活動がスムーズに進みます。
ちなみに、介護転職するならマイナビ介護の利用がおすすめです。
マイナビ介護は、求人紹介だけでなく応募書類の書き方、面接対策までしてくれるので、あなたの強い味方となってくれます。
僕もマイナビ介護を利用して転職に成功しました。
✓この記事を書いている人
当サイト管理者
・この記事を書いている僕は、13年以上の介護経験がある現役の介護士です。
・直近で7社の面接を受けて、5社から採用していただきました。
・介護転職や履歴書・職務経歴書に関する書籍を20冊以上読破。
・Twitterもやってます。(@shinbloger)
Contents
介護転職において自己分析が必要な理由
「転職で志望動機をうまくかけない」
「どのように自己PRするべきかわからない」
他にも、
「自分がどんな仕事をしたいかが分からない」
「自分が向いている仕事が分からない」
「入社してもすぐに辞めて転職を繰り返している」
そんな悩みを抱えているなら自己分析をすることをおすすめします。
自己分析は、転職を検討する人が自身の能力や希望について明確に把握することです。
自己分析をすることで「自分が本当に求めていることは何か」を考えることができるだけでなく、自分が持つスキルや経験、資格などを整理し、転職先を選ぶ際の参考にもなります。
自己分析は、介護職としてキャリアアップを目指す人にも有益です。
自己分析をすることで「自分が今後どのようなキャリアを目指したいか」を明確にすることができ、それに応じた能力向上や資格取得を図ることができます。
つまり、自己分析をすることで「理想の職場」や「今後のビジョン」が明確になります。
その結果、転職活動をスムーズに進められたり、理想の職場に入社できたり、同じ職場で長く活躍できてキャリアアップにつながっていきます。
なので、介護転職において自己分析は重要なプロセスになります。
介護転職における自己分析のやり方
介護転職において、自己分析が重要な理由を理解できたかと思います。が、自己分析のやり方がわからないとどうしようもないです。
やり方が間違った自己分析では、転職においていい結果をえられません。
ここでは、正しい自己分析のやり方について解説します。
ちなみに、僕は1年ほど前に認知症デイから機能訓練デイへ転職しています。
恥ずかしいですが、その時にした僕の自己分析も参考までに紹介します。
自己分析は、大きく4つの項目について進めていくといいです。
それでは詳しく解説します。
1,自分について
自分についての自己分析では以下の項目で深掘りしてみましょう。
・自分の職歴や経験を整理する
・自分が持っているスキルや資格をリストアップする
・自分が得意とすることや苦手なことを書き出す
僕がした自己分析(自分について)を紹介します。
・自分の職歴、経験
介護職として12年以上、デイの相談員兼管理者として8年以上。介護職として要支援~要介護5までの高齢者の身体介護を経験、レクやイベントの企画も実施。デイの相談員として、デイの運営、営業、職員指導、外聞連携の経験あり。
・自分が持っているスキルや資格
介護福祉士、福祉用具専門相談員の資格保持。
デイの運営、営業スキルあり。
・得意なこと、苦手なこと
得意なこと:認知症高齢者との関わり方。レクや体操の実施能力がある。優先順位を決めて、効率的に業務を遂行することができる。
苦手なこと:夜勤は体調を崩すのでできない。イライラしている人の寛容になれない。
2,転職を検討する理由
転職を検討する理由については、以下の項目で深掘りしてみましょう。
・転職を検討する理由を書き出す
・転職を通じて得られるメリットを考える
僕がした自己分析(転職理由)を紹介します。
・転職理由
同じ法人で、12年以上となりマンネリ化していて、成長している実感が感じれなくなった。他の職員や上司ともいい関係を気づけなくなってきていた。自分が成長できる新しい環境で心機一転頑張る。
・転職するメリット
新しい職場で新鮮な気持ちで仕事ができる。人間関係をリセットできる。新しい経験や知識が増える。
3,希望する転職先
希望する転職先については、以下の項目で深掘りしてみましょう。
・転職を希望するエリアや職種を決める
・転職を希望する企業の特徴やコンセプトを考える
僕の自己分析(希望する転職先)を紹介します。
・希望エリア、職種
機能訓練デイの相談員、通勤時間が1時間以内
・企業の特徴やコンセプト
機能訓練に力を入れている半日デイ。マシン運動やリハビリに強い。
4,自分についてのアピールポイント
最後の自分のアピールポイントを考えましょう。
僕のアピールポイントを紹介します。
介護職として12年以上、デイの相談員兼管理者として8年以上の経験がある。交流型デイでは、手工芸を売りにして稼働率90%以上を2年維持。また、認知症デイの新規立ち上げにも関わり黒字化にも成功
上記の項目を整理することで、自己分析ができるようになります。
自己分析の結果をもとに、希望の職場を絞り込んだり、履歴書や職務経歴書を作成することもできます。
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介護職の履歴書の書き方を〇良い例と✕悪い例で比較しながら解説します。
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最後に僕の自己分析の結果を一覧にして紹介します。
大したものではないですが、あなたが自己分析をする時の参考にしてもらればと思います。
自分に
ついて |
職歴 経験 |
介護職として12年以上、デイの相談員兼管理者として8年以上。 介護職として要支援~要介護5までの高齢者の身体介護を経験、レクやイベントの企画も実施。 デイの相談員として、デイの運営、営業、職員指導、外聞連携の経験あり。 |
スキル 資格 |
介護福祉士、福祉用具専門相談員の資格保持。 デイの運営、営業スキルあり。 |
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得意なこと 苦手なこと |
得意なこと:認知症高齢者との関わり方。レクや体操の実施能力がある。 優先順位を決めて、効率的に業務を遂行することができる。 苦手なこと:夜勤は体調を崩すのでできない。イライラしている人の寛容になれない。 |
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転職を
検討する理由 |
転職理由 | 同じ法人で、12年以上となりマンネリ化していて、成長している実感が感じれなくなった。 他の職員や上司ともいい関係を気づけなくなってきていた。 自分が成長できる新しい環境で心機一転頑張る。 |
転職する メリット |
新しい職場で新鮮な気持ちで仕事ができる。 人間関係をリセットできる。 新しい経験や知識が増える。 |
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希望する
転職先 |
希望エリア 職種 |
機能訓練デイの相談員、通勤時間が1時間以内 |
企業の特徴や コンセプト |
機能訓練に力を入れている半日デイ。 マシン運動やリハビリに強い。 |
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自分についてのアピールポイント | 介護職として12年以上、デイの相談員兼管理者として8年以上の経験がある。 交流型デイでは、手工芸を売りにして稼働率90%以上を2年維持。 認知症デイの新規立ち上げにも関わり黒字化にも成功。 |
自己分析をする時の注意点
ここまで、自己分析が重要な理由や自己分析の正しいやり方について解説しました。
自己分析を行うことで、自分自身の強みや弱み、傾向や性格、関心や興味などを知ることができます。
その結果、転職活動もいい方向にすすめることができます。
ただし、自己分析をする上で、注意点もあるのでそれについて解説します。
それでは一つずつ解説します。
真実を伝えること
自己分析を行うことで、自分自身を正確に知ることができます。
そのためには、真実を伝えることが重要で、自分自身を正直に分析し、素直に自分が感じることや考えることを伝えることが大切です。
自己に対する偏見を排除すること
自己分析を行う際には、自分自身に対する偏見や偏意を持たないよう心がけることが重要です。
自己分析を行うことで、自分自身をよりよく理解することができますが、自分自身に対する偏見や偏意を持っていると、分析の結果が正確ではなくなることがあります。
他者からのフィードバックを受け入れること
自己分析を行う際には、他者からのフィードバックを受け入れることも重要です。
自分自身ではわかりにくい点や、自分では気づかない点を、他者からのフィードバックを通じて知ることができます。
他者からのフィードバックを受け入れることで、自分自身をより正確に理解することにつながります。
上記のポイントを意識して、自己分析をすることでより正確な自己分析ができるはずです。
結果的に、あなたの転職活動においてもよい方向へと進めることになります。
まとめ:介護転職において自己分析は必要なプロセス
今回は、介護転職を成功させるための自己分析のやり方について解説しました。
自己分析をすることで、
・自分がホントに働きたい職場がわかる
・自分が向いている仕事が分かる
・志望動機が書きやすくなる
・入社後のミスマッチを防げる
・長く同じ職場で働くことにつながる
などの、多くのメリットがあります。
ぜひ、自分自身の向き合う自己分析を実践してみてください。
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今回は以上になります。