■転職エージェントはどんなサポートを受けることができるの?
■転職エージェントのメリットが知りたい
転職エージェントは、本人に代わって求人探しや面接の日程調整、待遇面などの条件交渉も代行してくれる非常に便利な存在です。
僕自身も10社以上の転職エージェントを利用した経験があり、転職エージェントを使って転職した経験もあります。
この記事では、転職エージェントのメリット・デメリットを紹介するだけでなく、上手な活用法まで解説します。
記事を読めば、転職エージェントに精通できるので、利用すべきか判断できるようになります。
✓この記事を書いている人
Contents
転職エージェントの10のメリット
早速、転職エージェントのメリットを紹介していきます。
それでは一つずつ解説します。
無料で利用できる
転職エージェントのサービスはすべて無料で利用できます。
なぜなら、転職エージェントは人材を紹介した企業から成果報酬として収益を得ているので、われわれ求職者は1円も払うことはありません。
求人紹介から書類添削、面接対策、条件交渉まで転職活動のあらゆる場面でサポートしてくれます。
アドバイザーに転職相談できる
転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーが相談にのってくれます。
1対1での面談で、経歴や希望条件、転職に期待することを聞いたうえでアドバイスがもらえます。
僕も何度も相談しましたが、丁寧に受け答えしてくれるので気軽に相談できますよ。
※今では、電話面談がほとんどです。
非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントの強みの1つが、非公開求人を紹介してもらえることです。
非公開求人とは、好条件のため応募が殺到する求人だったり、急募の求人などです。
好条件、好待遇の求人の多くが非公開となっているので、そういった求人を紹介してもらえるのは大きなメリットです。
企業の内部情報を事前にもらえる
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、人事担当者だけでなく、施設長や以前紹介した職員ともつながりを持っています。
そのため、求人票やWEBサイトだけでは分からない、内部情報ももっていて教えてくれます。
企業とのやりとりを代行してくれる
1人で転職活動をする場合、求人探しから応募、面接日の日程調整や条件交渉などすべて自分でやらないといけません。
しかし、転職エージェントを利用すればすべてキャリアドバイザーが代行してくれます。
僕はこれが転職エージェントの最大のメリットだと思いました。
「面接日は18日の午後でお願いします。」
「年収を教えて下さい。」
「異動があるか教えてください。」
こんな感じでLINEで一言キャリアアドバイザーに送るだけで、調べて教えてくれるのでめっちゃ楽でした。
在職中で忙しい方には、マジおすすめです。
履歴書、職務経歴書の添削をしてもらえる
転職エージェントでは、履歴書や職務経歴書の添削もしてくれます。
その法人が書類のどこに注目しているのかなど、具体的なアドバイスがもらえるので、内定率がグッとあがります。
僕も2社に書類添削してもらいました。
「バッチシです」「すばらしいです」と言われて自信になりましたね。
面接サポートが受けられる
転職エージェントでは、面接が苦手な方のために、模擬面接を実施してくれたり、同行してくれるエージェントもあります。
また、「法人がなにを知りたいか」「どんな質問をされるか」など、具体的なアドバイスをもらうことができます。
僕も面接サポートをLINEや電話で受けましたが、事前に準備ができて自信をもって面接にのぞむことができました。
内定率があがる
先ほども言いましたが、転職エージェントでは、面接前に面接対策を受けることができます。
また、人事担当者の特徴や好むタイプも教えてくれます。
そして、キャリアアドバイザーも推薦して後押ししてくれるので、内定率が上がります。
僕も、6社面接をして5社から内定をいただきました。
内定後の条件交渉をしてくれる
求職者からは言いずらい内定後の給与交渉なども代行してくれます。
自分で給与交渉する場合、面接中にしなければなりません。
面接中に給与交渉すると、どうしたって印象が悪くなります。
転職エージェントを利用すれば、そういったデメリットも回避できます。
在職中の企業を円満退職しやすい
在職中で転職活動している方にとっては、退職をどのようにすすめるかは悩みます。
介護職の場合、高確率で引き止めにあいます。
そんな時でも、転職エージェントを利用していれば、円満退社するためのアドバイスがもらえます。
転職エージェントの4のデメリット
つづいて、転職エージェントのデメリットを紹介します。
それでは一つずつ解説します。
中には質の低いエージェントもある
介護に特化した転職エージェントだけでも30社以上あります。
中には、質の低いエージェントがあるのも事実です。
求人をほとんど持っていなかったり、アドバイザーの質が悪かったりもします。
僕も10社以上のエージェントを利用しましたが、「ここは利用しない方がいいな」と思ったエージェントもありました。
なので、どのエージェントを利用するかはかなり重要です。
この2社は、利用して損しないです。
キャリアアドバイザーにアタリハズレがある
キャリアアドバイザーにもいろんな方がいて、相性が合わないこともありアタリハズレがあります。
僕も、あるエージェントでやりとりしていて音信不通になったので、担当者を変更してもらいました。
自分のペースで転職活動しずらい
転職エージェントは、マイペースに転職活動しずらい面があります。
キャリアアドバイザーの2人3脚で転職活動をすすめるのでいたしかたないところではあります。
転職活動で、求人紹介から面接にかけてが、アドバイザーとのやりとりが一番多くなる時期ですが、その頃はほぼ毎日アドバイザーと電話してました。
希望した求人に応募できないケースもある
転職エージェントの公式サイトには、数万件の求人を閲覧することができます。
しかし、応募したくてもできないケースがあります。
というのも、エージェントは企業応募の前段階で、社内選考を行い、応募者にスクリーニングをかけるのが一般的だからです。
僕も10社ほど求人の応募をお願いしたのですが、条件が合わないとのことで面接まですすめなかった求人がいくつかありました。
転職エージェントがおすすめな方
つづいて、転職エージェントのメリット・デメリットを参考に転職エージェントの利用をおすすめする方を紹介します。
上記に一つでもあてはまるなら、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーが、希望にマッチした企業へ入職できるようにサポートしてくれます。
転職エージェントの利用の流れ
つづいて、転職エージェントの利用の流れを解説します。
こちらを読めば、転職活動のスタートから終わりまでのイメージが掴めるはずです。
それでは、STEPごとに解説していきます。
STEP1 無料登録
登録に関しては、電話での問い合わせか各サイトの応募フォームから情報を入力することで完了します。
登録は1分で完了します。
応募フォームでは下記の内容を入力します。
・保有資格
・希望職種
・転職時期
・名前
・生年月日
・電話番号
・メールアドレス
STEP2 ヒヤリング
登録が完了すると、担当者から電話がかかってきます。
聞かれる内容は、下記になります。
・転職希望時期は?
・希望する職種や業界は?
・希望年収は?
ヒヤリングはだいだい30分くらいで終わります。
STEP3 求人紹介
ヒヤリングが終わると、希望にマッチした求人を数件~数十件紹介してくれます。
職場の雰囲気や仕事内容は、コンサルタントが把握しているので聞いてみましょう。
STEP4 応募
応募する施設が決まったら、履歴書や職務経歴書を作成します。
書類作成に自信がない方は、コンサルタントに相談してみましょう。
適切なアドバイスがもらえ、最高の職務経歴書を作ることができます。
そして、自信をもって面接にすすむことができます。
僕も書類添削をしてもらい、自信をもって面接にすすめました。
先行書類がそろったら、コンサルタントが法人に応募します。
自分では気づいていない魅力もコンサルタントが施設へ伝えてくれます。
STEP5 面接・見学
いよいよ面接です。
コンサルタントから、事前に聞かれるであろう質問も教えてもらうことができるので、万全の準備を整えて、面接に挑めます。
※エージェントによっては、面接同行もしてくれるので、面接が苦手な方は相談してみましょう。
STEP6 入社・内定
内定後は、入社日の調整や給料の交渉などもキャリアアドバイザーが行ってくれます。
さらに、今務めている施設の退職交渉や引き継ぎのポイントなどもアドバイスしてくれます。
入職後も困ったことがあったら、キャリアアドバイザーに相談可能です。
スムーズにいけば1ヶ月もかからず転職できるはずです。
各エージェントによって内容や流れは若干異なる場合がありますが、大まかな流れをこのようになります。
介護のおすすめ転職エージェント
つづいて、おすすめの転職エージェントを紹介します。
どのエージェントも登録は1分で完了します。
それでは、1社ずつ解説していきます。
マイナビ介護:アドバイザーの質がいい
✓マイナビ介護の基本情報
公式サイト | https://kaigoshoku.mynavi.jp/ |
求人数 | 51083 |
非公開求人 | 全体の4割 |
対象地域 | 全国 |
対応年代 | 20代 30代 40代 50代 |
雇用形態 | 正社員、契約社員、パート |
掲載職種 | ヘルパー・介護職 生活相談員 サービス提供責任者 管理職・管理職候補 ケアマネージャー |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
マイナビ介護は、「一人ひとりに寄り添える転職を」を理念に掲げており、マイナビ介護を運営するマイナビは、人材関連ビジネスを40年以上やっている経験豊富な転職エージェントです。
そのため、キャリアアドバイザーの知識も豊富で、丁寧に対応してくれると評判のエージェントです。
また、離職率の高いブラック企業は、ふるいにかけているので、安心して利用できます。
僕もお世話になりましたが、アドバイザーの丁寧さはNo1でした。
ちなみに、マイナビ介護の口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。
きらケア:正社員、パート、派遣なんでもOK
✓きらケアの基本情報
公式サイト | https://job.kiracare.jp/ |
求人数 | 64085 |
非公開求人 | あり |
対象地域 | 全国 |
対応年代 | 20代 30代 40代 50代 |
雇用形態 | 正社員、契約社員、パート |
掲載職種 | ヘルパー・介護職、生活相談員 サービス提供責任者、管理職・管理職候補 ケアマネージャー |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
きらケアは、公開求人だけで60000件以上の求人があり、非公開求人を合わせると100000万件以上の求人をもっています。
だから、きらケアに登録すれば豊富な選択肢の中から、希望にマッチした求人を選ぶことができます。
さらにきらケアは、給与などの労働条件だけでなく、職場の雰囲気とも合うことを重視した転職サポートをしてくれます。
求人の紹介の段階で、職場の雰囲気なども詳しく教えてくれるので、人間関係や雰囲気を重視したい方には、おすすめのエージェントです。
僕も利用しましたが、いい求人をたくさん紹介してくれて重宝しました。
ちなみに、きらケアの口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。
かいご畑:介護派遣として働くならココ
✓かいご畑の基本情報
公式サイト | https://kaigobatake.jp/ |
求人数 | 9792 |
非公開求人数 | あり |
対象地域 | 北海道、 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県 千葉県、東京都、神奈川県 山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県 三重県、滋賀県、京都府、大阪府 兵庫県、奈良県、和歌山県 岡山県、広島県、山口県、福岡県、佐賀県 |
対応年代 | 20代 30代 40代 50代 |
雇用形態 | 正社員、派遣 |
掲載職種 | 介護職・ヘルパー 、ケアマネージャー 生活相談員、サービス提供責任者、管理者 看護師 |
運営会社 | 株式会社ニッソーネット |
かいご畑は、介護派遣に特化したエージェントで、未経験・無資格者でも働ける求人を多くもっています。
なので、介護士としてのキャリアをかいご畑でスタートするのもありです。
実際に、多くの方がかいご畑から介護士としてのキャリアをスタートして、スキルアップをしていってます。
また、かいご畑には、「無料の資格支援制度」や「週払い制度」など、未経験・無資格者に手厚いサポート体制が整っています。
ちなみに、かいご畑の口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。
転職エージェントの上手な活用方法
つづいて、転職エージェントの上手な活用法を解説します。
ただ登録するだけで、みんなが転職に成功できるわけではありません。
自分の対応次第では、受けれるサービスの質や紹介される求人も変わってきます。
ここで解説する転職エージェントの活用法をつかって最大限活用しましょう。
希望を明確にしておく
最初のキャリアアドバイザーとのヒヤリングで、いいスタートを切るためにも、自分の希望する条件を明確にしておきましょう。
「よくわからないけど、とりあえず相談したい」という状態では、アドバイザーもどうサポートしていいか困ってしまいます。
具体的には、「希望勤務地」「希望年収」「希望職種」ぐらいは、しぼっておくべきです。
そうすれば、アドバイザーも紹介すべき求人がしぼれて、コミュニケーションもスムーズにすすむはずです。
転職時期はできるだけ早くと伝える
キャリアアドバイザーも売上目標があり、日々それに追われています。
キャリアアドバイザーとのファーストコンタクトでは、かならず「転職時期はいつ頃ですか?」と聞かれます。
その時は、「なるべく早く転職したい」と伝えてみてください。
そうすれば、あなたが売上につながる求職者と認められ、手厚くサポートを受けれるはずです。
キャリアアドバイザーをやる気にさせるのも重要なポイントです。
心を開いてアドバイザーとの信頼関係を作る
無職の期間が長かったり、職を転々としていると、うしろめたくなることもあると思いますが、現状と事実を素直に伝えるようにしましょう。
アドバイザーは、面接官ではなく転職活動をサポートしてくれるパートナーです。
あなたに最適な転職先をさがしてくれる存在です。
「これを言ったらダメな奴って思われるかも…」みたいなことは、考えなくてOKです。
また、アドバイザーも人間です。
素直に接する方が、好感をもたれ転職活動も円滑にすすめられるはずです。
候補の施設は自分でも調査する
どの施設に入職するか、最終的に判断するのは自分です。
転職してしまったあとで、キャリアアドバイザーが責任をとってくれるわけではないです。
一度、入職してしまってからでは遅いので、候補の施設は自分でもあの手この手で調べるべきです。
具体的には、ネットの口コミを調べたり、情報公開システムを閲覧するのもいいと思います。
可能であれば、施設職員や退職した人の話を聞いてみると参考になります。
転職で失敗するとリスクは大きいので、できることはすべてやっておくことをおすすめします。
相性が合わなければ、情を捨ててアドバイザーの変更をする
アドバイザーとの相性が合わないと思ったら、アドバイザーを変更しましょう。
情がうつって言いにくいと思う人もいると思いますが、エージェント側はその辺はおり込み済みなのできにしなくてOKです。
僕もアドバイザーを変更してもらいました。
メールで伝えるだけでその日のうちに別の担当者から連絡がきました。
まとめ
今回は、転職エージェントのメリット・デメリットを解説しました。
✓本記事のおさらい
メリット・デメリットから見えた転職エージェントの利用がおすすめな方はこちら
転職エージェントの口コミには、「しつこい」「役に立たない」といったネガティブなモノも結構あります。
僕自身もそういった口コミをみて、かなり警戒していました。
しかし、実際利用してみると親切に対応してくれるし、適切なアドバイスももらえるので利用してよかったと思っています。
結果的によい転職体験もできました。
「百聞は一見にしかず」
マジでおすすめです。
今回は以上になります。