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介護転職の悩み

20代で介護転職はあり?|20代から始める介護職の3つのキャリアプラン

2021年10月13日

20代介護転職

悩む人
20代未経験でも介護転職できますか?どの介護施設を選ぶべきでしょうか?介護業界は、たくさん施設があり、どれを選ぶべきか迷っています。

そんな悩みにお答えします。

 

介護業界は、経験や資格がないと入りずらいイメージを持っている方も多いと思います。

結論から言うと、20代未経験でも介護業界に入ることは簡単です。

むしろ、若いというだけで歓迎されます。

 

僕も20代半ばで介護業界へ転職しました。

ヘルパー2級の資格をとって転職しましたが、転職先はすぐに決まりました。

 

この記事では、20代で介護転職するメリット、デメリットだけでなく、20代から始める介護職のキャリアプランを解説します。

記事を読めば、介護職に転職した後のキャリアプランがイメージできるようになります。

 

この記事を書いている人

この記事を書いている僕は、10年以上の介護経験がある現役の介護士です。

介護福祉士と福祉用具専門相談員の資格を持っています。

Twitterもやってます。(@shinbloger

20代で介護転職する際に知っておくべき注意点

最初にも言いましたが、20代未経験でも介護転職は簡単にできます。

高齢者の増加により、介護職の需要も上昇しているので、20代という若さだけで、十分介護転職は可能です。

 

しかし、介護転職する際には知っておくべき注意点があります。

「きつい、汚い、給料が安い」の3Kというイメージがあるように、誰でもできる仕事ではありません。

 

それでは、実体験をもとに介護職の実情を紹介します。

 

きつい

介護職は、肉体的にも精神的にもハードな仕事です。

利用者の中には、体重の重い方もいます。

そういった方の身体介護をしなければならず、腰を痛める介護職もいます。

 

また、夜勤があるので生活リズムが崩れやすく、体調を崩す介護職もいます。

そして、苦手な利用者ともコミュニケーションをとらないといけないし、利用者と施設の方針の板挟みになることもあるんです。

 

僕も、認知症の方に暴力を振るわれたり、夜勤で体調をくずしたりと、結構きつい思いをしてきました。

 

このように、介護職は、肉体的にも精神的にもタフな方でないと務まらない仕事です。

 

汚い

介護職は、排泄介助の大事な仕事です。

そのため、利用者の排泄物や陰部をみなくてはいけません。

 

また、食事でも、食べこぼしの多い利用者やよだれが垂れている利用者もいます。

臭い、汚いが苦手な方には、介護職は務まりません。

 

給料が安い

介護職は、はっきりいって給料は安いです。

参考までに、厚生労働省のデータによると、20代の介護職の平均年収は、350万円ほどです。

 

僕は、12年同じ企業に勤めて役職もついていますが、年収は430万円ほどです。

月の手取りで、22万円ほどです。(夜勤なし、残業なし)

12年続けてもこの年収ですから、介護業界に給料を期待しない方がいいです。

 

このように、介護職は、肉体的にも精神的にもハードな仕事なのに、それに見合った給料を受け取れないというジレンマがあります。

そのため、介護職になってもすぐに辞めていく方がいるのも事実です。

 

20代で介護転職するメリットもある

上記では、介護職は肉体的にも精神的にもハードな仕事で、誰でもできる仕事ではないと話しました。

しかし、介護職にはたくさんのメリットがあります。

 

ここでは、20代で介護転職するメリットを紹介します。

20代で介護転職するメリット

・食いっぱぐれない

・介護職の処遇は年々改善されている

・頑張り次第でキャリアアップが可能

・プライベートで活かせるスキルが身に着く

 

それでは一つずつ解説します。

 

食いっぱぐれない

高齢者の数は増加しているため、介護職の需要も上昇しています。

そのため、介護のスキルを身に着けてしまえば、転職先はいくらでもあるので、仕事がなくて困るといったことにはなりません。

 

また、20年後、30年後も介護職の需要は高いままと予測されるので、今20代の方も生涯にわたって食いっぱぐることはないでしょう。

 

介護職の処遇は年々改善されている

先ほど、介護職は給料が安いと話しましたが、介護職の処遇は年々改善されています。

直近でいうと、安倍内閣時代に「勤続10年以上の介護職員で8万円の賃金アップ」という施策がありました。

僕もその恩恵を受けて、年収で20万円程アップしました。

 

現政権の岸田内閣でも、看護師や介護士、保育士らの給料が、仕事内容に比べて低いとして抜本的見直しを公約にかがけています。

 

なので、今後も介護職の処遇はよくなっていくと思われます。

 

頑張り次第でキャリアアップが可能

介護業界では、学歴は関係なく、経験や資格で評価される実力主義の業界です。

あなたの頑張り次第でいくらでもキャリアアップできます。

早ければ、20代前半でリーダーや主任というポストに就くことも可能です。

 

僕は、未経験で入社して1年半後にはユニットリーダーに抜擢されました。

そういった意味では、やりがいのある業界ではあります。

 

プライベートで活かせるスキルが身に着く

介護のスキルはプライベートでも活かすことができます。

あなたの両親や大切な方が介護が必要になった時、みにつけた介護のスキルや知識で、適切に判断することができるようになります。

 

上記のように、介護職にはたくさんのメリットがあります。

 

介護職が向いている人、向いていない人

介護職が向いている人は、下記になります。

介護職が向いている人

・人と接する仕事が好き

・コミュニケーションをとるのが好き

・思いやりがある

・観察力がある

・協調性がある

・メンタルが強い

こういった人は、介護職に向いているため、仕事をしててもやりがいをもってとりくめるはずです。

 

逆に介護職が向いていない人は、下記になります。

介護職が向いていない人

・気配りができない

・短期、怒りっぽい

・潔癖症である

・体力に自信がない

介護職は、肉体的にも精神的にもハードな仕事です。

そのため、タフな人でないとできない仕事です。

 

20代未経験なら特養か老健で働くのがおすすめ

僕は、介護業界に未経験で入るなら、まずは特養か老健に入職することをおすすめします。

 

特養(特別養護老人ホーム)は、在宅での生活が困難になった要介護3以上(特例の要介護1・2)の高齢者が入居でき、原則として終身に渡って介護が受けられる施設です。

 

老健(介護老人保健施設)は、長期入院をしていた方が、退院して家庭に戻るまでの間に利用されることの多い施設です。

入所期間は、原則3ヶ月です。

 

これらの施設は、重度の方が多く入居されているので、仕事はかなりハードです。

そのため、2〜3年も働けば、どこでも通用する介護のスキルや知識が身に付きます。

 

僕も特養のショートで介護士のキャリアをスタートしましたが、いい経験をさせてもらったと思っています。

脳疾患により片麻痺の方、認知症の方だけでなく、パーキンソン病やALSなどの難病の方など、さまざまな疾患のある方が利用されていて、介助の仕方や認知症ケアなどを学ぶことができました。

難しいことも多くありましたが、いい経験だったと思っています。

 

また、最初にハードな職場を経験しておくと、のちのち楽になります。

どんな職場でも忍耐強く勤務することができるようになります。

 

20代から始める介護職の3つのキャリアプラン

介護業界には、資格も複数あり、職種もさまざまです。

そのため、いろいろなルートのキャリアプランを描くことができます。

 

20代であれば、選択肢が多くあります。

あとは、あなたの頑張り次第です。

 

それでは、介護職のよくある3つのキャリアプランを紹介します。

介護職の3つのキャリアプラン

・現場のスペシャリストを目指す

・施設長、ホーム長などのマネジメント職を目指す

・ケアマネや社会福祉士などの相談、援助業務を目指す

 

それでは一つずつ解説します。

 

現場のスペシャリストを目指す

介護福祉士や認定介護福祉士の資格を取得して、現場で活躍するスペシャリストを目指す道です。

介護福祉士は、実務経験3年。認定介護福祉士はさらに5年の実務経験が必要です。

こういった資格を目指しながら、現場で活躍できる介護の専門家を目指している方も多くいます。

 

僕も介護の現場で働くのが好きなので、これからも現場で仕事をしていきたいと思っています。

 

施設長、ホーム長などのマネジメント職を目指す

施設長やホーム長などのマネジメント職を目指す道もあります。

実力が評価されれば、十分可能性のある道です。

 

僕の先輩にも、ステップアップして施設長をやっている方もいます。

マネジメント職なので、現場に入ることはなく、施設全体の運営や経営がメインになります。

年収も大幅にアップすることが可能です。

 

ケアマネや社会福祉士などの相談、援助業務を目指す

ケアマネや社会福祉士の資格をとって、相談援助業務へシフトする道もあります。

ケアマネは、実務経験5年。社会福祉士は、相談援助業務の実務経験が4年以上あれば、1年養成施設へ通うだけで、受験資格が得られます。

 

僕のしりあいでも、介護福祉士→ケアマネの資格をとり、施設ケアマネや居宅ケアマネに転職していった方も何人かいます。

 

20代であれば、選択肢はたくさんあります。

時間も十分にあるので、自分の適性を見極めて将来のキャリアプランを描くといいです。

 

介護福祉士の取得が最初の目標になる

介護職をやるなら、まずは介護福祉士を目指しましょう。

介護福祉士は、介護職の勇逸の国家資格です。

そのため、効果は絶大です。

 

介護福祉士をとれば、サービス提供責任者や相談員業務もできます。

また、資格手当がもらえて給料もアップします。

さらには、転職にも困りません。

 

介護職の目標にするには、分かりやすい資格なので介護職のほとんどがこの資格を目指しています。

実務経験3年+実務者研修取得で、受験資格が得られます。

試験難易度もそこまで高くないので、十分取得できる資格です。

 

なので、介護職になったら介護福祉士を目標に頑張りましょう。

 

介護転職で失敗しない為に気を付けておくべきこと

介護業界は、肉体的にも精神的にもハードな仕事です。

とはいえ、護職の処遇が改善されたり、食いっぱぐれがないなどのメリットもあります。

そして、頑張り次第でいくらでもキャリアアップができる業界です。

 

しかし、納得できる転職ができるかは別問題です。

職場の選び方も失敗すれば、ジョブホッパーのように転職を繰り返すはめになりかねません。

実際に、多くの方が、最初の3ヶ月以内で辞めていきます。

 

ここでは、介護転職で失敗しないために気を付けておくべきポイントを解説します。

介護転職で気を付けるべきポイント

・自己分析し、目的を明確にする

・情報を収集して、比較検討した上で職場を決める

・施設の雰囲気や待遇などを施設見学で確認する

 

それでは一つずつ解説します。

 

自己分析し、目的を明確にする

介護職は肉体的にも精神的にもハードな仕事です。

生半可な気持ちでは長続きしません。

 

そこで、「なぜ介護転職するのか」「今後のキャリアプランは?」「施設選びで重要視するポイントは?」など、自分自身を掘り下げて、分析するようにしましょう。

目的が明確になれば、面接でも通過しやすくなり、今後の人生においてもうまくまわっていくはずです。

 

情報を収集して、比較検討した上で職場を決める

介護業界には、さまざまな施設形態があります。

要介護3以上の高齢者が入居する公的施設である特別養護老人ホーム、民間企業が運営する有料老人ホーム、リハビリを受けて自宅復帰を目指す介護老人保健施設、通所介護を行うデイサービスなど、さまざまな施設があり、施設によって求められる対応が異なります。

 

また、同じ施設系代でも介護施設によって、経営方針や職員の顔ぶれ、忙しさは異なります。

自分はどういった介護施設で働きたいのか、自己分析をした上で、比較検討し施設を選ばないと、失敗する確率があがります。

 

施設の雰囲気や待遇などを施設見学で確認する

ホームページや口コミなどで、情報収集するのも大事ですが、見学で施設の雰囲気や利用者さんの様子、職員の様子を自分で確認することが重要です。

見学した上で、働きやすそうなフィーリングやここで頑張りたいと思えるような施設であれば、納得できる転職体験がおくれるはずです。

 

20代におすすめの転職エージェント

つづいて、20代で介護転職する方には、おすすめの転職エージェントを紹介します。

転職エージェントは、求人紹介や面接対策、内定後の条件交渉など、転職活動のあらゆる面でサポートしてくれます。

 

そして、介護業界にも精通しているので、未経験で介護業界に疎い方にも適切にアドバイスしてくれます。

なので、満足する転職ができるはずです。

 

それではおすすめ転職エージェントを紹介します。

 

どのエージェントも登録は1分で完了します。

それでは、1社ずつ解説していきます。

 

マイナビ介護:アドバイザーの質がいい

マイナビ介護職マイナビ介護の基本情報

公式サイト https://kaigoshoku.mynavi.jp/
求人数 51083
非公開求人 全体の4割
対象地域 全国
対応年代 20代 30代 40代 50代
雇用形態 正社員、契約社員、パート
掲載職種 ヘルパー・介護職
生活相談員
サービス提供責任者
管理職・管理職候補
ケアマネージャー
運営会社 株式会社マイナビ

マイナビ介護は、「一人ひとりに寄り添える転職を」を理念に掲げており、マイナビ介護を運営するマイナビは、人材関連ビジネスを40年以上やっている経験豊富な転職エージェントです。

そのため、キャリアアドバイザーの知識も豊富で、丁寧に対応してくれると評判のエージェントです。

 

また、離職率の高いブラック企業は、ふるいにかけているので、安心して利用できます。

なのでマイナビ介護を利用すれば、働きやすいホワイト企業に転職できる可能性がグッとあがります。

≫マイナビ介護を無料登録する

 

ちなみに、マイナビ介護の口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。

 

きらケア:正社員、パート、派遣なんでもOK

きらケアの基本情報

公式サイト https://job.kiracare.jp/
求人数 64085
非公開求人 あり
対象地域 全国
対応年代 20代 30代 40代 50代
雇用形態 正社員、契約社員、パート
掲載職種 ヘルパー・介護職、生活相談員
サービス提供責任者、管理職・管理職候補
ケアマネージャー
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社

きらケアは、公開求人だけで60000件以上の求人があり、非公開求人を合わせると100000万件以上の求人をもっています。

だから、きらケアに登録すれば豊富な選択肢の中から、希望にマッチした求人を選ぶことができます。

 

さらにきらケアは、給与などの労働条件だけでなく、職場の雰囲気とも合うことを重視した転職サポートをしてくれます。

求人の紹介の段階で、職場の雰囲気なども詳しく教えてくれるので、人間関係や雰囲気を重視したい方には、おすすめのエージェントです。

また、きらケアにはきらケア派遣があり、派遣・紹介予定派遣として働きたい人のニーズにも答えてくれます

さらに、無料の資格取得制度もあるので、無資格者にもおすすめです。

≫きらケアを無料登録する

 

ちなみに、きらケアの口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。

 

かいご畑:介護派遣として働くならココ

かいご畑

かいご畑の基本情報

公式サイト https://kaigobatake.jp/
求人数 9792
非公開求人数 あり
対象地域 北海道、
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県
千葉県、東京都、神奈川県
山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県
三重県、滋賀県、京都府、大阪府
兵庫県、奈良県、和歌山県
岡山県、広島県、山口県、福岡県、佐賀県
対応年代 20代 30代 40代 50代
雇用形態 正社員、派遣
掲載職種 介護職・ヘルパー 、ケアマネージャー
生活相談員、サービス提供責任者、管理者
看護師
運営会社 株式会社ニッソーネット

かいご畑は、介護派遣に特化したエージェントで、未経験・無資格者でも働ける求人を多くもっています。

なので、介護士としてのキャリアをかいご畑でスタートするのもありです。

 

実際に、多くの方がかいご畑から介護士としてのキャリアをスタートして、スキルアップをしていってます。

また、かいご畑には、「無料の資格支援制度」や「週払い制度」など、未経験・無資格者に手厚いサポート体制が整っています。

≫かいご畑を無料登録する

 

ちなみに、かいご畑の口コミ紹介や利用の仕方まで解説した記事はこちらになります。

 

さいごに

今回は、20代から始める介護業界でのキャリアプランを紹介しました。

 

繰り返しになりますが、介護業界はかなりハードです。

イライラすることもあれば、しんどいこともあります。

12年介護職をしていて、何度も辞めたいと思ったことはあります。

 

しかし、今まで続けてこれたのは、辞める気持ちを超えるやりがいがあるからです。

利用者さんが笑顔になってくれたら嬉しいし、利用者さんやその家族から感謝の言葉をもらえば、また頑張ろうと思えるんです。

 

あなたが介護業界に入れば、つらいこともいっぱい経験するはずです

でも、その経験が自分を成長させてくれると思って乗り越えて行ってもらえればと思います。

 

今回は以上になります。

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